(49ページ) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「宮田篤」 (美術家) | 「おとなもこどももあそべるぶんがく『微分帖』」など、ワークショップやドローイングによって他者との関わりの中にある差異を見つめることを契機に作品を制作。2017年から板橋区立小茂根福祉園で、アーティストの大西健太郎とともにTURN LANDを展開した。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「やはたあき」 (アーティスト) | 映像インスタレーションを「『人類の表現=生きること』のための思考装置」と捉え、取材をベースとした作品制作を行っている。また、「辺境」に人類の表現の根源的なものを感じ、その追求のための場としてHENKYO.studio(京都)を設立。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「山本ちあき」 (アーティスト) | 『12フィートの木材を持ってあるく』を2016年より実施。日本全国を木材を持って歩き、その過程をアーカイブし、作品を制作している。TURNフェス6に参加。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「和田夏実」 (インタープリター) | ろう者の両親のもとで手話を第一言語として育ち、大学進学時にあらためて手で表現することの可能性に惹かれる。視覚身体言語の研究、さまざまな身体性の方々との協働から感覚がもつメディアの可能性について模索している。 「渡辺篤」 (現代美術家) | 自身のひきこもりの経験を通して、さまざまな表現を発信している。TURNフェス6に参加。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「日比野克彦」 (TURN監修者)/(アーティスト) | 東京藝術大学美術学部長・先端芸術表現科教授、岐阜県美術館館長、熊本市現代美術館館長、日本サッカー協会理事・社会貢献委員会委員長。2015年度、芸術選奨文部科学大臣賞(芸術振興部門)受賞。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「森 司」 (TURNプロジェクトディレクター)/(アーツカウンシル東京事業推進室事業調整課長) | ディレクターとしてNPOなどと協働したアートプロジェクトの企画運営や、人材育成・研究開発事業「Tokyo Art Research Lab」、「東京都による芸術文化を活用する被災地支援事業(Art Support Tohoku-Tokyo)」などを手がける。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「はたまりあ」 (アーツカウンシル東京職員) | 地域住民と協働するアートプロジェクトや文化政策に関心をもち、2016年よりTURNに携わる。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (50ページ) 「TURNとは」 (SOCIALLY INCLUSIVE ART PRACTICE PROJECT) 障害の有無、世代、性、国籍、住環境などの背景や習慣の違いを超えた多様な人々の出会いによる相互作用を、表現として生み出すアートプロジェクトです。これまでに約80名のアーティスト、約60の施設や団体が参加しています。年間を通して展開している多彩なプログラムをもとに、国内外で広くその意義を発信しています。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 監修:日比野克彦(アーティスト、東京藝術大学美術学部長・先端芸術表現科教授)| プロジェクトディレクター:森 司(アーツカウンシル東京 事業推進室 事業調整課長)| 主催:東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、特定非営利活動法人アーツ・エンブレイス、国立大学法人東京芸術大学 (51ページ) 「TURN交流プログラム」 アーティストと、福祉施設や社会的支援を必要とする人々が時間を重ねて交流し、共働活動するプログラム。また、社会や日常で意識化されていない課題への気づきを目的としたアーティストによるリサーチも行います。 「TURN LAND」 福祉施設や団体が、アーティストとともに参加型のプログラムを企画します。場所のもつ従来の機能に、市民が集まることができる地域にひらかれた文化施設としての役割が加わり、TURNを日常的に実践する場をつくります。 「TURNフェス」 TURN交流プログラムやTURN LANDを実施する多様なアーティストや交流先の活動が一堂に集まるフェスティバル。作品展示やワークショップ、トークイベント、オリジナルプログラムなどさまざまなコンテンツを通してTURNを体感する場を創出します。 「TURNミーティング」 TURNの可能性を共有し、語り、考えあう場。参加アーティストや交流先などの関係者とともに、各分野で活躍するスペシャルゲストを招き、さまざまな視点からTURNを考察します。 「TURNラボ」 アーティストや各方面の専門家から見出されたリサーチテーマをもとに、さまざまな知覚の世界観や、多様な人との共生の方法などについて議論と考察を重ねます。 「TURNジャーナル」 TURNにまつわる活動や人々から生まれた多様な観点や、表現、思考などを集め、そこから広がる豊かな世界を発信します。 「海外展開」 国内外の文化芸術機関などと連携し、海外でもTURNを実施。参加アーティストが各国で伝統的な技術や所作を携えて福祉施設やコミュニティなどと交流し、その経験をもとに展示やワークショップまたはパフォーマンスを展開します。 [これまでの展開:TURN in HAVANA /TURN in トクマン, ビエンナーレスールなど] (52ページ) 「TURN 2021」 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 「3月」 (第13回TURNミーティング開催) 聴覚と身体感覚に焦点を当て、ブラインドサッカー選手のゲストとともに実施。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 「4月」 (2021年度のTURNが始動) 新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に伴い、オンラインでの活動も継続して行う。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 「7月」 (「TURNフェス6:オンラインプログラム」開催) TURNフェス2021 特設ウェブサイト上で、ワークショップや活動プロセスに触れる写真や映像などを公開し、さまざまな表現やアーティストと出会うプラットフォームを展開。 開催期間:7月19日から9月5日 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - (「TURN茶会」開催) 海外のTURNに参加したアーティストを中心に、国立新美術館で「地球・人をアートで問う」をテーマとした展示やワークショップを実施。 開催期間:7月23日から8月9日 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 「8月」 (「TURNフェス6:東京都美術館」開催) 展示や映画上映のほか、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に対応したアクセシビリティやサポーターに関わる企画も展開。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - (第14回TURNミーティング開催) 「コミュニケーションの難しさ」をテーマに、オンライン配信のTURNミーティングに関わってきた手話通訳者や、さまざまな背景をもつゲストを招き、コミュニケーションの多様な形とその難しさについてトークを行った。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 「12月」 (第15回TURNミーティング開催) TURNの活動を振り返り、TURNから今後継承していくものやその意義について語り合った。 (53ページ) 白紙ページ (54ページ) 「奥付」 「タイトル:TURN NOTE」 「副題:TURNからひろがる言葉 2021」 「発行日:令和よねん2月10日」 「監修:森 司(アーツカウンシル東京 TURNプロジェクトディレクター)」 「編集:特定非営利活動法人アーツ・エンブレイス[田村ゆき、ひがしのたくと]、アーツカウンシル東京[はたまりあ、長谷川知広]」 「編集協力:特定非営利活動法人アーツ・エンブレイス[あもう絵莉子、岩なか可南子、たまおきまこと、ひがしの誠、村方みさこ、山口麻里菜、ライラ・カセム]、アーツカウンシル東京[みさきやすひろ]」 「デザイン:たぬき」 「翻訳:株式会社オフィス宮崎」 「印刷:株式会社山田写真製版所」 「発行:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京」 「〒102-0073 東京都千代田区九段北4-1-28 九段ファーストプレイス8階」 「電話:03-6256-8435 /ファックス:03-6256-8829」 「URL:www.artscouncil-tokyo.jp」 「TURN公式ウェブサイト:https://turn-project.com」 「All rights reserved:2022 Arts Council Tokyo, Tokyo Metropolitan Foundation for History and Culture」 (55ページ) 白紙ページ (56ページ) 白紙ページ