2020年前期はコロナ禍に伴い、リモートによる交流を行いました。
動画を撮影して、施設を通じて利用者さんに見てもらったり、施設のオンラインイベントに参加したりしました。
これまでとは全く違った形での交流となったため、戸惑うこともありましたが、施設の方々の協力もあって無事プロジェクトを遂行することができました。
しかし終わってみて思うことは、やはりこれまで当たり前だった対面での交流の方が得るものは多かった、ということ。
リモートでの交流は距離を超えて多くの人が一堂に会することができる良い面がある一方、心の距離はやはり縮まらず… もどかしく歯がゆい気持ちになりました。
画面越しに相手の気持ちや機微を探ることはできても、「その場に溶け込む」という対面交流で得られていた感覚には到底至りませんでした。
しかしこういった断絶状態の中交流を行えたことで、ほんの少し「繋がり」を感じられたことは非常に良かったと思います。
またいつか必ずリアルで会いたいな、そう思えたことで今を生き抜くエネルギーをチャージできた気がします。
リモートで「その場に溶け込む」という感覚を得るにはどうしたら良いのか… 今はまだ答えが出ませんが、アイデアを練って少しでもその感覚に近付けるような交流のやり方を考えていきたいです。