前日に依頼を受け、急遽実施することになったワークショップ。(こうしたことが度々起こる。)
朝9時、カサ・ソモスに7〜9歳の子供たち約40名が集まった。
まず大西さんが「シッチョイサ」の掛け声を歌い、その魅力を身体的に伝える。その後、7月7日(土)のパフォーマンスの際に使用する「シッチュウボウ」を一人一人制作。
それぞれ趣旨を理解した様子で、自由に素材を選び、作り始めた。サッカー好きの少年グループも制作に熱中し、絵を描くことに大半の時間を使っていた女の子たちは最終的にはスタッフのサポートも得ながら作り上げた。そして完成した「シッチュウボウ」を持って外へ出て、シッチョイサダンスを練習した。子供たちには、振りを覚えることが難しい様子であったが、ワークショップ終了後に子供たちとすれ違うと「シッチョイサ」とつぶやく声も聞こえ、「シッチョイサ」の掛け声が身体化されたように感じられた。
小野さんの作品発表の場となる楽器博物館「カサ・デ・ラス・バンダス」に移動して、今度は別の子供たちを対象に小野さんが講師となってワークショップを実施した。当初、集まった6〜8歳の40名ほどの子供たち全員でワークショップを行おうとしたが、子供たちがはしゃぎすぎてしまったため、グループをわけ、一グループずつ実施することに。まずは全員が楽器に触れた後、音と身体の関連性が体感できるよう、一人一人順番に音をだしていくワークショップに変更!