毎月一度、その月生まれの人の誕生日会がある。先月も参加したので、今日で2回目。
8月末の上町工房「グランサマーフェス」の予行演習も兼ねている。
開会の言葉、誕生者の入場、代表から誕生者へのお手紙、新聞紙相撲ならぬ新聞紙プロレス。以前プロレスをやっていたスタッフの方がいらして、今回から司会者の衣装もプロ仕様になっていた。入場はゴリラのようにウッホウッホと言いながら完璧な身振りで胸を叩く。
対戦者が発表され、舞台にあがる。
誰が対戦相手を決めているのかわからないが、1組目は前回も対戦していたふたりだった。
宿命の対決か。。
全く勝敗を覚えていない。というよりも見ていて楽しいのは、対戦後から勝敗がつくまでの感じ。見つめあって、見つめあってー。という、レフリーのあおりがあるのだが、それをわざとらしくやる人は少なく、帯状に折った新聞紙を絡ませて引き合い、勝負する。切れなかった方が勝ち。
それが切れて負けても悔しがる様子はなく、勝って喜ぶ様子もなく、勝ったこと、負けたことへのリアクションが微妙だ。しかし、楽しそうである。でも私の素のリアクションもそんなもんかもしれない。予想では、彼らの多くは負けたら子供のように悔しがるのかと思っていた。前回私がこの取組に加えてもらった時はわざとらしく対戦相手を見つめたし、勝った時は余計に喜んだ様子を見せた。悪いことはしていないのだが思い返すと少し恥ずかしくなる。笑
私は多少なりともユミを演じているのだなぁと認識した。
そんな思いをはせながら、ぼーっとしていると、リンボーダンスを始めようとスタッフの方がアナウンスしていて我に返った。
ボーラーレ♪オーオ♪カンターレ♪オオオオー♪ご存知の方もいるだろう、TVコマーシャルでも使われていたし、日本人にとってラテンらしい曲といえばジプシー・キングスのボラーレだ。
キラキラに飾られた棒をまずはスタッフの方が順番にくぐっていく。いつもトリを務める女性スタッフの方は
“くぐるのか?!くぐらないのか?!ダンス”の師匠。やはり大阪出身の人は面白偏差値がずば抜けている。
私も師匠の後にくぐってポーズ。やはり、師匠の後ではラテンダンサーのリンボーも霞む。
利用者のみなさんといえば、20代前半の女子がふたりで手を取り合ってかわいくリンボーしたり、のけ反る形をとらずにさっと頭を下げて棒をくぐる、暖簾系大将やってる?リンボーだったり、なかなかシャイでくぐってくれなかったり。最後は上町のMr.リンボーが締めて終わり。
この後は上町シンガーズの登場なんですが、長くなったのでグランサマーフェスにとっておこうと思います。