イベント
対談:渡辺篤×斎藤環
2021.8.17
※本企画は「TURNフェス6:オンラインプログラム」の一環として実施しました。
TURNフェス6参加アーティストの渡辺篤は、自身のひきこもりの経験を通してさまざまな表現を発信しています。
今回、「ひきこもりと表現」をテーマにスペシャルトークを開催しました。ゲストにお迎えするのは、ひきこもりに関する著書を多数執筆されている斎藤環さん。「お互い質問してみたかったことを聞いてみましょう」というインタビュー形式で展開しました。
(収録:2021年8月10日)
プロフィール
渡辺篤
現代美術家。2009年東京藝術大学大学院修了 。主な個展及びプロジェクト展は「同じ月を見た日」(R16 studio、神奈川、2021年)、「修復のモニュメント」(BankART SILK、神奈川、2020年)。主なグループ展は「Looking for Another Family」(国立現代美術館、韓国、2020年)、「ALONE TOGETHER」(STUK、ベルギー、2020年)。
斎藤環
1961年、岩手県生まれ。1990年、筑波大学医学専門学群 環境生態学卒業。医学博士。
爽風会佐々木病院精神科診療部長(1987年より勤務)を経て、2013年より筑波大学医学医療系社会精神保健学教授。また,青少年健康センターで「実践的ひきこもり講座」ならびに「ひきこもり家族会」を主宰。専門は思春期・青年期の精神病理、精神療法、および病跡学。
『関係の化学としての文学』(新潮社・2009年)で2010年度日本病跡学会賞を受賞。『世界が土曜の夜の夢なら ヤンキーと精神分析』(角川書店・2012年)で2013年に第11回角川財団学芸賞を受賞。『心を病んだらいけないの? うつ病社会の処方箋』(與那覇潤共著、新潮社・2020年)で2020年に第19回小林秀雄賞を受賞。
▼「TURNフェス6:東京都美術館」の展示《同じ月を見ている》の詳細はこちらをご覧ください。
https://fes2021.turn-project.com/tobikan/iamhere-project-atsushi-watanabe/