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TURN LAND「第1回 町にでるんば」(気まぐれ八百屋だんだん)

2020.9.20

大田区にある気まぐれ八百屋だんだん(以下、だんだん)は、こども食堂や寺子屋など地域に根ざした活動を行う、コミュニティ八百屋です。2017年度からTURN LANDとしての活動をスタートし、「おとな図鑑」や「だんだんHEKIGAプロジェクト」など、学生ボランティアと一緒に活動を行ってきました。

今回は、芸術探検家の野口竜平さんがだんだんを拠点に町に繰り出し、様々な人や物事に出会っていくプロジェクト「町にでるんば」を実施します。

「町にでるんば」とは…
だんだんを拠点に町にとびだし、「町の新しい機能や可能性の気づき」を共有/蓄積/発展させてゆくプロジェクト。町との関わり方、そこでの気づきを、残すこと・伝えること。

国内外を移動しながら活動している野口竜平さんは、タイヤを引っ張りながら台湾を一周したり、「ニューヨーク方面」と書いた紙を掲げてヒッチハイクをしたりするなど、予期せぬ出会いから生まれる気づきを記録し、表現している芸術探検家。「町にでるんば」では、野口さんがリヤカーを引っ張りながら、だんだんを拠点に町に出かけていきます。
普段見慣れたはずの町の景色が、さりげない声掛けやいたずらのようなルールから、不思議にゆらめき、たまにガラリと変貌する!? 例えば、普段身に付けないものを身に付けてみたり、ジョウロや風船を片手に歩いてみたり、「移動」に何かを加え、あるいは制約を設けることで、町の見方や新たな人との関わり方が生まれるかもしれません。

「第1回 町にでるんば」

第1回となる今回はオンラインでの開催です。だんだんのある大田区蓮沼界隈を舞台にリヤカーを引いて繰り出す野口さんの様子を通して、町との出会いを体験します。野口さんがどんな格好で、何を持って、どこに出かけるかなど、町に繰り出す上でのルールをオンラインで参加する皆さんが決めて、そのルールによって人や町との出会い方がどう変化するのかを観察します。当日は、「歩行者天国研究家」の内海皓平さんが野口さんと一緒に歩きながら、参加者をナビゲートします。オンラインで、一緒に町に出かけましょう!

【概要】
開催日:2020年9月20日(日)15:00~17:00(開室14:45)[オンライン開催]
参加費:無料
定 員:30名(予約制、先着順)
対 象:小学生以上
◎オンラインで実施予定です。参加者には事前にURL情報をお知らせします。
※ネットワーク環境の安定した場所にて、パソコンからのログインをお勧めします。
※参加に関わるインターネット通信費用はお客様のご負担になります。
※配信には最善の準備を行い実施しますが、生配信である特性上、不慮の一時停止や乱れなどが起こる可能性がありますことをご了承ください。

【申し込み方法】
参加希望の方は、参加者の氏名、年齢、メールアドレス、電話番号を明記のうえお申し込みください。
(親子での参加など複数名でご参加の場合は、参加者全員の氏名と年齢をご記入ください)
送信先:machiniderumba@gmail.com
お問い合わせ先:090-8941-3458(担当:気まぐれ八百屋だんだん 近藤)
※お預かりした個人情報は、適切に管理・保管し、本事業の実施及びご案内のみに使用いたします。
※定員になり次第締め切らせていただきます。
締切:9月17日(木)

【アドバイザー】
内海皓平(うちうみこうへい)

建築家、歩行者天国研究家

1995年東京生まれ。2020年東京大学大学院修士課程修了。歩行者天国を中心とする公共空間活用に関する研究のほか、建築や都市空間の「使いこなし」をテーマに活動に取り組む。主な作品・活動に「歩行者天国ハンドブック」(2018)、トークイベント「まちがたり」(2019-)、「芸術銭湯+Café 宮の湯」ディレクション(2020)、東京ビエンナーレ2020/2021「銭湯山車巡行」(2021予定)など。2020年より建築設計事務所OpenAに勤務。

リヤカー制作協力:くりらぼ 多摩川

 

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