イベント

TURN LAND「記録のための勉強会『いなかった人に伝えるんば』」(気まぐれ八百屋だんだん)

2020.9.27

大田区にある気まぐれ八百屋だんだん(以下、だんだん)は、こども食堂や寺子屋など地域に根ざした活動を行う、コミュニティ八百屋です。2017年度からTURN LANDとしての活動をスタートし、「おとな図鑑」や「だんだんHEKIGAプロジェクト」など、学生ボランティアと一緒に活動を行ってきました。

今回は、様々な活動をどのように記録し、共有していくのかを切り口に「記録のための勉強会『いなかった人に伝えるんば』」を開催します。

だんだんで展開するTURN LANDの活動「町にでるんば」のように、そこで経験したこと・感じたことを他の人に伝えるには、どのような方法があるのでしょうか。その場にいなかった人にも伝えるためのアーカイブ(記録)について、デザイナーの鈴木健太さんを講師にお招きし、ワークショップ形式での実践を通して考え、学びます。パソコンや文章作成のスキルを問わず、子供から大人まで、どなたでもご参加いただける内容です。

わたしたちは生まれてから、いったい何回『あのね、このまえね』と言って、誰かに自分の見たものを伝えようとしたでしょうか?人が残した言葉や絵、写真、映像…あるいは、他者にとっては何かよくわからない、もしかしたらゴミにされてしまうモノが、誰かの過ごした時間のかけらになることがあります。そういうかけらを残して集めて、そこにいなかった人に伝える技について考え、ワークショップを通して実践します。(鈴木健太)

スケッチで記録をする幼少期の鈴木健太さん

【概要】
講師:鈴木健太(デザイナー、演出家)
開催日:2020年9月27日(日)15:00〜17:00(開室14:45)[オンライン開催]
参加費:無料
定 員:30名(予約制、先着順)
対 象:小学生以上
◎オンラインで実施予定です。参加者には事前にURL情報をお知らせします。
※ネットワーク環境の安定した場所にて、PCからのログインをお勧めします。
※参加に関わるインターネット通信費用はお客様のご負担になります。
※配信には最善の準備を行い実施しますが、生配信である特性上、不慮の一時停止や乱れなどが起こる可能性がありますことをご了承ください。

【申し込み方法】
参加希望の方は、参加者の氏名、年齢、メールアドレス、電話番号を明記のうえお申し込みください(親子での参加など複数名でご参加の場合は、参加者全員の氏名と年齢をご記入ください)。
送信先:machiniderumba@gmail.com
お問い合わせ先:090-8941-3458(担当:気まぐれ八百屋だんだん 近藤)
※お預かりした個人情報は、適切に管理・保管し、本事業の実施及びご案内のみに使用いたします。
※定員になり次第締め切らせていただきます。
締切:9月24日(木) ※9月25日(金)17:00に延長しました

【講師】
鈴木健太(すずきけんた)

デザイナー/演出家

1993年生。2015年に武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒、美学校実作講座「演劇 似て非なるもの」第2期修了。在学中より人の記録に関する展示を断続的に行う。以降フリーランスでデザイン制作、舞台作品の発表・参加など。2017年より重度障害者のヘルパーを兼業。今は多摩川のそばで生活。

© Arts Council Tokyo