イベント
第15回TURNミーティング
2021.12.13
※当日の記録映像を本ページ下部に公開しました。(2月1日追記)
アートプロジェクト「TURN」の可能性について考え、語りあう「TURNミーティング」。
最終回となる第15回TURNミーティングでは、TURN参加アーティストや福祉施設等の団体スタッフとともに、活動を通して得た気付きについて語り合います。障害者支援・高齢者・子供・教育など、異なる領域の活動が行われているさまざまな場所で、どのようにTURNの活動は存在し、人々が影響し合ったのか。一人ひとりの視点を共有しながら、TURNの経験を通して今後引き継がれていくものについて、TURN監修者の日比野克彦とともに展望します。
トークの合間には、音楽家の井川丹による≪TURN NOTES≫(書籍『TURN NOTE』に収録された言葉をもとに作られた楽曲群)を、2名の歌手をお招きして上演します。歌唱や朗読を織り交ぜた、声による多彩なパフォーマンスをお楽しみください。
開催概要
日時 | 令和3年(2021年)12月13日(月)13:30~16:00 |
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会場 | 東京都美術館 講堂(東京都台東区上野公園8-36) |
登壇者 | 永岡大輔(アーティスト) |
パフォーマー | 出演:田中俊太郎(歌手)、渡邉智美(歌手) |
参加費 | 無料 ※手話通訳・文字支援等のアクセシビリティサポート付き |
定員 | 100名 ※要事前申し込み/先着順 |
主催 | 東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、特定非営利活動法人Art’s Embrace、国立大学法人東京芸術大学 |
当日スケジュール
13:00 | 開場・受付 |
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13:30 | 開始 |
13:30~13:35 | はじまりの挨拶 |
13:35~14:50 | 第1部 TURNの交流からの気付き~多様性のある社会に向けて~ 出演者 |
14:50~15:00 | 休憩 |
15:00~15:20 | パフォーマンス ≪TURN NOTES≫上演 |
15:20~15:50 | 第2部 TURNから継承していきたいこと |
15:50~16:00 | おわりの挨拶 |
申し込み方法
下記の申し込みフォームより、①氏名、②フリガナ、③メールアドレス、④電話番号、⑤参加人数をご記入の上、お申し込みください。
申し込み締切:12月9日(木)正午 ※申し込みは終了しました。
※お預かりした個人情報は適切に管理し、本事業に関する業務以外の目的では使用いたしません。
※ご提供いただいた個人情報は、万が一新型コロナウイルス感染者が発生した場合に、接触者特定等の目的のため、保健所等の公的機関へ情報を提供する場合があります。また、ご提供いただいた連絡先にご連絡する場合があります。
※申込先着順で定員になり次第締め切らせていただきます。
※お申し込み受付後4営業日以内に、メールで予約完了のご連絡を差し上げます。
※12月9日(木)正午までにお申し込みいただいた分については、12月9日(木)中にメールで予約完了のご連絡を差し上げます。
※本プログラムは、マスクの着用や手指・道具等の消毒、3密回避など、新型コロナウイルス感染予防対策を講じたうえで実施します。具体的な対策については下記のリンクをご覧ください。参加者の皆様にもご協力をお願いします。
ゲストプロフィール
永岡大輔(ながおか・だいすけ)
アーティスト
記憶と身体との関係性を見つめ続けながら、創造の瞬間を捉える実験的なドローイングや、鉛筆の描画を早回しした映像作品を制作する。その他、朗読体験を通して人々の記憶をつなげるプロジェクト『Re-constellation』による公演や、建築的ドローイングのプロジェクト『球体の家』などに取り組む。2016年度よりTURN交流プログラム、2017年度よりTURN LANDに参加。
高田紀子(たかだ・のりこ)
板橋区立小茂根福祉園職員
TURNにおいては、小茂根福祉園側のリーダー役を担う。板橋区立小茂根福祉園は生活介護サービスと就労継続支援B型サービスを行っている通所施設。2015年度からTURN交流プログラム、2017年度からTURN LANDの一環でアーティストの大西健太郎と宮田篤と「こもね座『お』ダンス―解放日」等を展開。
丸山素直(まるやま・すなお)
アーティスト
空間を飾る絵画から洋服のテキスタイル、パッケージや広告などのイラスト、デザインを手がける。美術やデザインの楽しさと重要性を伝えるべく、国内外問わず、教育機関や病院などの福祉施設で活動している。2019年度よりTURN交流プログラムの一環で、在日ネパール人の子供たちが通う「エベレスト・インターナショナル・スクール・ジャパン」と交流を行う。
近藤博子(こんどう・ひろこ)
「気まぐれ八百屋だんだん」店主
「気まぐれ八百屋だんだん」は、八百屋に加え、地域の人々の居場所や出番をつくり出す文化センターのような活動を展開。コロナ禍において活動を縮小しつつも、これまでのネットワークとともに、さまざまな活動に取り組んでいる。2016年よりTURN交流プログラム、2017年よりTURN LANDの一環として「おとな図鑑」を開始。2020年には「町にでるんば」をアーティストの野口竜平と開催。
伊勢克也(いせ・かつや)
アーティスト
自然/人工物/メディア空間等さまざまな環境で発生し存在するモノやイメージが形作る形態をテーマに作品を制作し、さまざまなワークショップを行っている。2017年度よりTURN交流プログラムに参加。高齢者在宅サービスセンター「桃三ふれあいの家(2021年7月からは西荻ふれあいの家)」に定期的に通い、そこで過ごす高齢者と俳句や編み物、絵手紙などの活動を通して、対話を重ねている。
新澤克憲(しんざわ・かつのり)
就労継続支援B型事業所ハーモニー施設長
ハーモニーは、ふしぎな声が聞こえたり、譲れない確信があったり、気持ちがふさぎ込んだり、さまざまな理由から日々の生活に苦労している人たちの集いの場。2016年よりTURN交流プログラム、2017年度よりTURN LANDを展開し、「かみまちハーモニーランド」や「お金をとらない喫茶展」などさまざまなアーティストとともに活動している。
井川丹(いかわ・あかし)
音楽家
東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。人の声のもつ質感にひかれ、その連なりや重なりによって浮かび上がる織り模様の探求をライフワークとしている。2018年度よりTURN交流プログラムに参加。2019年度より「アプローズ南青山」とフラワーアレンジメントと音楽を介した交流を重ねた。
田中俊太郎(たなか・しゅんたろう)
バリトン。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業、同大学院博士後期課程修了。声楽を森山秀俊、福島明也、G・ピリウッチ、林康子の各氏に師事。オペラ、宗教曲などでソリストとして活動。NHK連続テレビ小説『エール』出演。男声デュオSiriuSとして日本コロムビアよりCDをリリースする。三菱地所賞受賞。東京純心大学非常勤講師。
渡邉智美(わたなべ・さとみ)
声楽家。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業、同大学院修士課程修了。音楽をベースに幅広く活動中。市原佐都子/Q『バッコスの信女―ホルスタインの雌』に出演。羊毛フェルトを使ったアニメーション映画『ひとコマのせかい』を写真家の石井真希子と共同制作。日本声楽アカデミー会員。映画美学校アクターズコース第10期生。
日比野克彦(ひびのかつひこ)
TURN監修者、アーティスト、東京藝術大学美術学部長・先端芸術表現科教授
プロフィールはこちら
アクセス
JR | 上野駅「公園口」より徒歩7分 |
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東京メトロ | 銀座線・日比谷線上野駅「7番出口」より徒歩10分 |
京成線 | 京成上野駅より徒歩10分 |
記録映像
第1部 TURNの交流からの気付き~多様性のある社会に向けて~ ※字幕・手話通訳・音声ガイド付き
パフォーマンス ≪TURN NOTES≫ ※字幕・手話通訳・音声ガイド付き
第2部 TURNから継承していきたいこと ※字幕・手話通訳・音声ガイド付き
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