活動日誌

上町工房と、パポとユミの交流

2020.11.17

TURN運営スタッフ

交流先│

  • 上町工房

11月17日、10ヶ月ぶりにパポさんが上町工房へと足を運び、笑顔で再会を喜びました。

「上町工房」は世田谷にある就労継続支援B型事業所。知的障害のある方々が緑道を掃除したり、ジャムやドライフルーツをつくったり、一人ひとりができること、やりたいことを楽しむことを大切にしている事業所です。2年前から、音楽とダンスのチーム「パポとユミ」(2019年度は「ラ・マーニャとユミ」として活動)が上町工房へ通っています。

「パポとユミ」の交流はダンスを軸としたもの。2020年度上半期はパポさんが作成した音源やダンスの映像を活用しながら、オンラインで上町工房の皆さんと一緒にダンスを踊ってきました。

パポさんが上町工房との交流のために制作したダンス映像
曲名「ラ・バンバ」
コンガ、ボーカル:Papo、エレクトーン:Naho、ベース:Hector

11月の訪問は、パポさんにとって10ヶ月ぶりの訪問。パポさんが事前に録音したサルサミュージックに合わせて、ステップの練習をしました。「いちにっ」と掛け声をかけながらステップを踏むパポさんを中心に、取り囲む利用者さんのダンスはそれぞれ。パポさんの隣にぴったりくっついて一緒に踊る人、「疲れた~」と早々に椅子に座る人、別室で絵を描いて披露しにくる人、様々な参加者が、一体となって上町工房の「サルサ」を生み出します。

パポさんと一緒にステップの練習をする上町工房のみなさん

また、今年春にパポとユミさんの間にお子さんが誕生。利用者さんたちは「パポさんもユミさんもおめでとう~」と次々に暖かい声をかけていました。また、掲示板には以前上町工房へのお便りに同封した二人のお子さんの写真が貼ってありました!

この2年の間、「パポとユミ」との交流は、メンバーが減ったり活動がオンラインになったり、様々な変化がありました。元々、施設の方によると「利用者の皆さんは同じことを繰り返すことが好き」とのことで、変化が続く状況に不安もありましたが、利用者さんとパポさんとのやり取りを見ていると、そんな不安は一蹴されました。

帰り道、パポさんは今回の交流について「いい感じだった。みんな元気で嬉しかった。みんな待っていたみたいに迎えてくれた」と笑顔で話していました。「これまで通り」が難しい社会の中で、「上町工房」と「パポとユミ」がどんな「サルサ」を育んでいくのか、とても楽しみです。