活動日誌

2/23-24 ハーモニー「お金をとらない喫茶展~ものもの ものこと ことこと もの~」レポート

2019.3.1

TURN運営スタッフ

2月23日(土)と24日(日)の2日間世田谷区のハーモニーで開催した「お金をとらない喫茶展」は、ハーモニーのメンバーと参加者が、それぞれの思い出の物やエピソードを持ち寄り交換し、展示する喫茶店。地域に暮らす人など誰もが立ち寄れる場所として、施設をひらくことを目的に開催しました。デザイナーのライラ・カセムさんが2018年12月からハーモニーに通い、ハーモニーの職員さんやメンバーと一緒に企画を考え、準備をし、当日を迎えました。

「お金をとらない喫茶展」に来場すると、参加者はまず受付で「今日はどんなことをして過ごしますか?」とメニューを聞かれます。ヴァガボンド(そこに属さない者)を自身のライフスタイルとしているテンギョウ・クラさんが淹れてくれるコーヒーを待っている間に、ハーモニーのメンバーの思い出が詰まった物の展示を鑑賞したり、無心で塗り絵をしたり、おしゃべりコーナーで団欒したり。普段のハーモニーを味わいながら、思い思いの過ごし方を楽しみました。

また、両日の午後に行った、ハーモニーのメンバーの数奇な体験をもとにした「幻聴妄想かるた」のかるた大会も、大盛り上がりでした。2日間にわたり、子供やご近所に住んでいる方など、初めてハーモニーを訪れた人が多かったのも、嬉しい出来事でした。

展示されたメンバーの思い出のものや来場者のインタビューなどは、「お金をとらない喫茶展」のウェブアーカイブにも掲載されています。ぜひ合わせてご覧ください!

写真:冨田了平

来場者を迎えるライラ・カセムさん
会場に展示された、ハーモニーメンバーの思い出の詰まったもの
会場には色ぬりができるコーナーも
奥の喫茶コーナーでは、テンギョウさんとハーモニーのボランティアスタッフが美味しいコーヒーを淹れてくれました
かるた大会にはたくさんの人が参加して盛り上がりました
© Arts Council Tokyo