イベント

TURNフェス5

2019.8.16 - 8.20

「みち」という言葉で何が思い浮かびますか?近道、分かれ道、散歩道、寄り道、帰り道。
今年のTURNフェスのテーマは、「Pathways 身のゆくみち」。ひとりひとりが異なる行き方/生き方を、人や表現との出会いを通して見つけていきます。時には振り返り、時には遠回り。誘いに身を任せながら、生まれていく出会いと経験を通して、新しいモノの見方と知覚を発見していきます。
TURNの参加アーティスト、福祉施設やコミュニティのほか、今回のために呼びかけた多彩な人たちが集結し、様々なプログラムを繰り広げる4日間。参加を通して、それぞれの「みち」を体感してみませんか?

会期

2019年8月16日(金)~18日(日)、20日(火) ※19日(月)は閉館日です。

開館時間

16日(金)9:30~21:00、17日(土)・18日(日)・20日(火)9:30~17:30
(入室は閉室の30分前まで)

会場

東京都美術館(東京都台東区上野公園8-36)
ロビー階 第1・第2公募展示室

入場

無料
※手話通訳・文字支援等のアクセシビリティサービスあり

主催

東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京・東京都美術館、特定非営利活動法人Art’s Embrace、国立大学法人東京芸術大学

最新情報はこちらから!

プログラムの最新情報は、TURN公式Facebookからお知らせします。ぜひご覧ください!
TURN公式Facebookはこちら

※プログラム情報を更新しました(8月9日更新)

展示&ワークショップ

岩田とも子 「意識の散歩」手に入れたくしゃくしゃの地図の上
―齋藤陽道 気配を捉えた写真
―「未来言語」 新しいコミュニケーションを考える
―「OTON GLASS/FabBiotope」 多様性を実現するものづくり
―牧原依里と「東京ろう映画祭実行委員会」 ろう学生がつくる映画と表現
伊勢克也 交流する「桃三ふれあいの家」
飯塚貴士 みんなの喜怒哀楽に触れる映像制作
―「アトリエ・エー」 ダウン症や自閉症の子どもたちを中心とした絵の教室
池田晶紀 「働くを写す」《人+動/仕+事》
富塚絵美 「Boatt Room-盲ろう文化でぼーっとボァッと光を抱く部屋-」
―出張TURN LAND
 (板橋区立小茂根福祉園クラフト工房La Mano気まぐれ八百屋だんだんハーモニー
森山開次が踊り、冨田了平が撮影した交流の記録映像
―東大生態調和農学機構の圃場で生まれた 「ひまわり迷路」
―キューバの高齢者施設と小学校との交流 「TURN in HAVANA」
―アルゼンチンの先住民とコミュニティとの交流 「TURN in TUCUMAN、BIENALSUR」
―楼婕琳 神さんの心象を映すコラージュを空間化する作品 ≪神様の庭≫
ほか

ツアー&コミュニケーション

「教わる」に留まらず、様々なナビゲーターの視点や経験を共有していくことで、それぞれの楽しみ方を自ら「発見」していくプログラムです。多彩なナビゲーターとともに、様々な知覚と体感を見出す実験的なツアーを通して、新しい風景に出会います。
集合場所:第1公募展示室受付

8月16日(金)

10:00-11:00

オープニングツアー
ナビゲーター:ライラ・カセム(TURNプロジェクトデザイナー)
「Pathways 身にゆくみち」のタイトルに導かれ、アクセシビリティの視点とともに会場を巡ります。

13:00-13:45

「ももの会」と一緒にまわるお散歩見学ツアー
ナビゲーター:伊勢克也(アーティスト)、ももの会
認定NPO法人「ももの会」が運営する「桃三ふれあいの家」の高齢者やスタッフと交流する伊勢克也。普段の交流の話を交えながら、お散歩見学を行います。

16:15-17:15

TURN から社会の面白さを探り・巡るツアー
ナビゲーター:ジュリア・カセム(京都工芸繊維大学特命教授 / ロンドン芸術大学客員教授)
美術館やデザインと、社会の現場でインクルーシブデザインを実践してきたジュリア・カセム。TURNに切り込み、社会的側面と関連性を読み解くツアーを開催します。

8月17日(土)

11:00-11:45

一緒にみる、伝え合うツアー
ナビゲーター:岡森祐太(聴覚に障害のあるファシリテーター)
聴覚障害をもつ岡森さんとその仲間たちとともにめぐるツアー。筆談や絵、手話、ジェスチャーなどで感じたことを伝え合いながら鑑賞します。

11:00-11:30

NIN_NINとまわる未来言語ツアー
ナビゲーター:松田崇弥、高橋鴻介(未来言語メンバー)
テクノロジーの力を使って、身体の機能を他人にシェアする「ボディシェアリング」をコンセプトとしたロボット「NIN_NIN」と、「見えない」「聞こえない」「話せない」を体感的に経験し様々なミッションをクリアする「未来言語ワークショップ」が「TURNフェス5」でコラボレーションします。五感をあえて封じ、時にボディシェアリングをすることで、新しいモノの見方と知覚を発見する実験的鑑賞体験ツアーです。
※事前申し込み制。お申し込みはこちらから(先着順)
https://miraigengoninnin1.peatix.com/view
お問い合わせ先:heralbony.official(at)gmail.com ※(at)は、@に置き換えてください。

12:00-13:00

目が見えない人&耳が聞こえない人とみなさんがつくる共感ツアー
ナビゲーター:関場理生(ダイアログ・イン・ザ・ダーク アテンド)、石川絵理(NPO法人シアター・アクセシビリティ・ネットワーク事務局長)
あなたがアイマスクをし、友達が耳栓をしたら、視覚も聴覚もコミュニケーションには使えない。その時どのように気持ちを伝えますか?そこにもう一人の友達が加わり3人で手をつないだら、様々な共感の可能性が広がります。そんな場をナビゲータと参加者とともにつくるツアーです。

14:00-14:30

NIN_NINとまわる未来言語ツアー
ナビゲーター:松田崇弥、高橋鴻介(未来言語メンバー)
※事前申し込み制。お申し込みはこちらから(先着順)
https://peatix.com/event/1300377/view
お問い合わせ先:heralbony.official(at)gmail.com ※(at)は、@に置き換えてください。

15:00-17:00

会話によってみえてくる美術鑑賞会
ナビゲーター:白鳥建二(全盲の美術鑑賞者)
目の見える人と見えない人が、展示作品の前で、作品について語り合います。一人の鑑賞では経験できない、エキサイティングな時間が生まれるかもしれません。集まった人の感覚と、会場で巡り会う作品や創造的な企画の力を頼りにしてます。

8月18日(日)

11:00-11:30

NIN_NINとまわる未来言語ツアー
ナビゲーター:松田崇弥、高橋鴻介(未来言語メンバー)
※事前申し込み制。お申し込みはこちらから(先着順)
https://peatix.com/event/1300367/view
お問い合わせ先:heralbony.official(at)gmail.com ※(at)は、@に置き換えてください。

11:30-12:15

耳が聞こえない鑑賞人小笠原新也が筆談でご案内と鑑賞
ナビゲーター:小笠原新也(徳島県立近代美術館アートイベントサポーター)
美術館や芸術祭などで、鑑賞案内人として活躍している生まれつき耳が聞こえない小笠原新也。みなさんと筆談での会話と鑑賞をゆっくりと楽しみながら、会場を巡ります。

14:00-14:30

NIN_NINとまわる未来言語ツアー
ナビゲーター:松田崇弥、高橋鴻介(未来言語メンバー)
※事前申し込み制。お申し込みはこちらから(先着順)
https://peatix.com/event/1300367/view
お問い合わせ先:heralbony.official(at)gmail.com ※(at)は、@に置き換えてください。

16:15-17:00

とびラーTURNさんぽ
ナビゲーター:アート・コミュニケータ(とびラー)
東京都美術館のアート・コミュニケータ「とびラー」が選んだコースで、参加アーティストとの会話とともにそれぞれの楽しみ方を見つけていきます。

8月20日(火)

10:30-11:30

ベビーといっしょにミュージアム
ナビゲーター:アート・コミュニケータ東京
赤ちゃんと一緒の家族が安心して美術館で過ごすためのプログラムです。授乳室やおむつ替えコーナーのご案内と併せて、参加者はアート・コミュニケータとともに作品を鑑賞し、自由に対話をしながら作品の鑑賞を深めます。
お問い合わせ先:baby.to.myu(at)gmail.com ※(at)は、@に置き換えてください。

13:00-13:45

「みかんの木」の子供たちと楽しい遠足ツアー!
ナビゲーター:今井さつき(アーティスト)、みかんの木
今井さつきと交流をおこなっている放課後等デイサービス「みかんの木」の子供たちが、TURNフェスに遊びにきます!子供たちとともに、初めての世界を一緒にまわりましょう。

13:30-14:30

ベビーといっしょにミュージアム
ナビゲーター:アート・コミュニケータ東京
お問い合わせ:baby.to.myu(at)gmail.com ※(at)は、@に置き換えてください。

トーク&レクチャー

TURNが関わる領域やテーマは多岐にわたります。課題となるキーワードを拾い上げ、理解を深めていくことで、これからの社会やプロジェクトに必要な眼差しを獲得していきます。今回のトークプログラムは、日本の障害者福祉における表現を研究する長津結一郎、TURNのプロジェクトデザイナーであるライラ・カセムらが構成。アートプロジェクト、表現と排除の関係性、アクセシビリティ、きょうだい児、介護や医療福祉の現場、場のつくり方など様々なトピックを語り合います。

8月16日(金)

11:00-11:45

オープニングトーク
森 司(TURNプロジェクトディレクター)
ライラ・カセム(TURNプロジェクトデザイナー)
TURNフェス5のコンセプトやタイトル「Pathways 身のゆくみち」に込められた思いを語ります。また、キーワードとなる「体感」と出会えるヒントを会場プログラムとともに紹介します。

14:00-15:30

IN-Accessibilityー世の中の排除から考え実現させるアクセシビリティー
ジュリア・カセム(京都工芸繊維大学特命教授 / ロンドン芸術大学客員教授)
塩瀬隆之(京都大学総合博物館准教授)
田中みゆき(キュレーター・プロデューサー)
司会:ライラ・カセム(TURNプロジェクトデザイナー)
「全ての人にアクセシビリティーを」。そう思っていてもどのように実現できるのか、戸惑うこともあるでしょう。そのような中、世の中の様々な排除(エクスクリュージョン)の側面から社会を追求することを通して、より多く人々を巻き込めるインクルージョンとアクセシビリティーを実装できる斬新な発想も生まれるのではないか。エクスクルージョンから見るインクルージョンの可能性について語ります。

16:00-17:30

アートとサッカーとTURNの親和性
赤荻徹(アトリエ・エー主宰)
日比野克彦(TURN監修者)
司会:畑まりあ(アーツカウンシル東京)
16年という年月を重ねながら、緩やかに継続している絵の教室「アトリエ・エー」。2002年にスタートした、ダウン症の子供たちのサッカーチーム「エイブルFC」の活動とともに歩を進めてきました。一見すると全く異なる活動に、実は共通点があります。サッカーと創作の双方の視点から見えてくる可能性について語り合います。

8月17日(土)

10:00-10:30

レクチャー:「わたしたち」の場所を考えるゼミ「in/ex-clusion」 
長津結一郎(九州大学大学院芸術工学研究院助教)
3回に分けて実施するゼミにこめた思いや、基本的な考え方についてお話します。芸術の場に、あらゆる立場の人々を包摂するのは難しい。でも、その場にいる一人ひとりのことを大切にしながら、場をつくることはできます。ただ目の前にいる人と、面と向かってやりとりすることであり、そこにある豊かさを見つけ出すことであり、それを丁寧に言葉にしようとすること。それも、小さな声を聞き逃さないように気をつけながら。今回はそんな「わたしたち」のためのゼミを開催します。現場の声から考え、考えが集まる場をつくり、残し、つなげるために。

10:30-12:00

ゼミ1「ことばをつくる」
鈴掛 真(歌人)
犬童 一利(映画監督)
司会:長津結一郎
ひとことに「ことば」といってもいろいろな形があります。短歌、映画という手法でことばを洗練させて表現していく中で、そこに多様な人たちが関わることが、どのような意味を持つのか、そこでこぼれおちるものとどう向き合うかについて、ともに考えます。

12:30-14:00

ゼミ2「ものをつくる」
金箱 淳一(神戸芸術工科大学助教)
島影 圭佑(オトングラス代表)
司会:長津結一郎
人が何かを表現しようとしたときに生まれる「障害」に対して、様々な技術を使ってそれを乗り越えようという試みがあります。そこで乗り越えているものは何で、そこで乗り越えられないものは何か。具体的な活動を通じて考えます。

14:30-15:00

ワークショップ後の「発表会」
アトリエ・エー
アトリエ・エーのワークショップで描かれた作品のテーマやエピソードを自己紹介とともに発表します。

15:00-16:30

ゼミ3「じぶんをつくる」
入江 杏(ミシュカの森 主宰/上智大学グリーフケア研究所非常勤講師/世田谷区グリーフサポート検討委員)
新澤 克憲(ハーモニー施設長)
司会:長津結一郎
表現することは、人にとってエンパワメントの機会になると同時に、人にとって意識が変わるきっかけになるものでもあります。さまざまな生きづらさに直面しながら表現に取り組む方たちとともに、自分を振り返るものとしての表現について考えます。

8月18日(日)

14:30-15:30

身体で遊び、表情とオドル
佐藤拓道(たんぽぽの家アートセンターHANA職員)
水田篤紀(同センター所属アーティスト)
大西健太郎(アーティスト)
司会:畑まりあ(アーツカウンシル東京)
年間を通して福祉施設で実践されているダンスプログラム。「振り」から始めるのではなく、個々の身体と向き合うことから様々なパフォーマンスが生まれています。その現場に携わるアーティストやスタッフをゲストに迎え、障害をもつ人とケアする人の境界を超えて生み出される場の可能性を語り合います。

15:30-17:00

一人ひとりの自発的な学びを引き出す多彩なアプローチ
小山田徹(美術家/京都市立芸術大学教授)
小澤いぶき(認定NPO法人PIECES代表理事、児童精神科医)
司会:森 司(TURNプロジェクトディレクター)
より複雑化していく現代社会の中、それぞれの地域特性や子供たち一人ひとりと向き合いながら、さまざまな学びの現場が生まれています。異なる背景や体験を持っている子供たちがともに時間を過ごし、自発的な学びを引き出す多彩なアプローチとそこに込められた思いを語り合います。

8月20日(火)

10:30-12:00

未来の人たちー2029年の日本の教育と福祉
中浜崇之(介護福祉士/NPO法人Ubdobe理事)
プラディップ・タパ(ハーモニープリースクール代表取締役/エベレストインターナショナルスクールジャパン理事)
司会:ライラ・カセム
年々増加する海外ルーツの人口と急速に高齢化する日本。様々な社会的立場や人生背景のある人々が混ざり合う日本で、社会の根幹ともいえる教育と福祉の現場における現状やこれからの野望と希望はどのようなものでしょうか。

13:00-14:30

きょうだい児ー親でも友達でもない人たちがみる障害と社会と自分ー
高橋梨佳(せんだいメディアテーク職員)
藤木和子(弁護士)
岩中可南子(NPO法人Art’s Embrace職員)
司会:ライラ・カセム
兄弟姉妹に障害を持つ人がいるきょうだい児。親でも友達でもないその絶妙な距離感から生まれる家族との関係性や、ケアと自立のあり方。そして俯瞰的な立ち位置だからこそみえてくる社会と自身に焦点をあてながら、きょうだい児における思考を深めていきます。

15:30-17:00

地球上のいろいろなところにあるTURN
海外で展開したTURNの参加アーティスト
日比野克彦(TURN監修者)
2016年からブラジル、アルゼンチン、エクアドル、キューバ、ポーランドなど、様々な国で展開してきたTURN。それぞれの地域や福祉施設などでの交流を通してみえてきた日本との共通点や違いについて、現地でのプロジェクトに参加したアーティストとともに語ります。

ライブ&パフォーマンス

会期中の4日間、音や身体表現などのパフォーマンスを通して、会場に新しい空気を吹きこみます。その他、体操の時間やトークなど、多彩な人たちがステージに登場します。初日のオープニングナイトでは、様々な形で音楽と身体で遊ぶアーティストたちが集結。東京都美術館の夜を盛り上げます!

8月16日(金)

13:00-13:15

ワークショップ前の「準備体操」
アトリエ・エー
アトリエ・エーのメンバーが在籍するサッカーチーム「エイブルFC」の選手による準備体操。ワークショップ前の体をほぐします。※ワークショップは、アトリエ・エーのブースにて開催。

14:30-15:00

ワークショップ後の「発表会」
アトリエ・エー
アトリエ・エーのワークショップで描かれた作品のテーマやエピソード、自己紹介などを含めて発表を行います。

18:00-20:00

オープニングナイト
フェス初日の夜を彩るオープニングナイト!ダンサーとラテン音楽のミュージシャンで構成される「ラ・マーニャとユミ」、誰の中にもある差別の心を問うパンクバンド「ラブ・エロ・ピース」、ヒューマンビートボックス「U:gene」、ラップクリエイターの「マチーデフ」らが舞台を盛り上げます。

8月17日(土)

13:00-13:15

ワークショップ前の「準備体操」
アトリエ・エー

13:15-13:45

ラ・マーニャとユミのサルサ・バー
ラ・マーニャとユミ
ラテン音楽のミュージシャンのラ・マーニャとダンサー大久保由美による参加型ステージ。オドルもよし、キクもよし、ミルもよし。地球の裏側キューバとコロンビアからやってきた彼らのリズムとあなたのカラダが出会ったら、さてどうなる?

15:00-16:30

Theのど自慢 YES! FUTURE 〜性について語ろう〜
マダム ボンジュール・ジャンジ(ドラァグクイーン、パフォーマー) ほか
多彩で豪華なゲストを出演者とコメンテーターに迎え、性(セクシュアリティ)について言葉にしたり、カラオケ♪したり。1人ひとりの多様な性のありようを知って考えます。カラダで聴いて、心で謳おう!あなたの性はどんな感じ?

8月18日(日)

10:30-12:00

TURNラップのど自慢 公開練習
マチーデフ ほか
午後に開催する「TURNラップのど自慢」の参加者たちが本番と同じ環境で最終練習を行います。マチーデフによるラップ指導もありますので、午後の本番と合わせてご覧いただくのもオススメです。

13:00-13:15

ワークショップ前の「準備体操」
アトリエ・エー

14:00-15:00

TURNラップのど自慢本番
マチーデフ ほか
TURNに参加する福祉施設の職員やメンバー(利用者)、運営スタッフによるラップのど自慢。ラップクリエイターのマチーデフが事前にヒアリングした参加者それぞれの想いを、オリジナルのラップにしました。飛び入り参加も歓迎!

16:00-16:30

ラ・マーニャとユミのサルサ・バー
ラ・マーニャとユミ

8月20日(火)

10:30-12:00

TURNとBIENALSUR~人とみちの巡り会い~
登壇者:岩田とも子(アーティスト)、布下翔碁(工芸作家)
司会:日比野克彦(TURN監修者)
国際南米現代芸術ビエンナーレ「BIENALSUR(ビエンナーレスール)」。TURN参加アーティストとして2017年に岩田とも子、2019年に布下翔碁がアルゼンチンにて交流プログラムを展開しました。障害者支援施設で交流した岩田と、地域コミュニティで交流した布下。それぞれどのような「みち」に出会い、次への道のりを見出そうとしているのでしょうか。

12:00-13:00

TUNE(調律)を通してTURNするーエクアドルで見出した音楽と感性の変化—
登壇者:小野龍一(音楽家)
聞き手:畑まりあ(アーツカウンシル東京)
2018年にエクアドルで展開した「TURN – LA TOLA」に参加した小野龍一が、先月再び現地を訪れパフォーマンスを展開しました。地域住民と交流する中、これまで小野が経験してこなかったミュージックとの出会いを通して感じたある種の孤独感と感性の変化。海外でTURNした体感を語ります。

15:00-15:30

ラ・マーニャとユミのサルサ・バー
ラ・マーニャとユミ

シアター&プレイルーム

8月16日(金)

10:00-11:30

あえかなる部屋ー内藤礼と、光たち 監督:中村佑子
現代美術家の内藤礼による《母型》。香川県の豊島美術館に展示されているこの作品に強く惹かれた中村佑子監督は、内藤礼に取材を依頼し撮影を敢行しました。内藤の姿を追い、そして何かに導かれるように《母型》に集う女性たちを映し出していきます。「事故にあった編集者」、「病める人を見守る介護支援士」、「戦争の記憶を抱える画家」など、属性や職業も異なる女性たちによる一つの作品との対話。それぞれの接し方を通して、アートと生きることの本質と向き合います。

12:00-13:00

TOTA 監督:八幡亜樹
インド人の盲目の蝋燭職人と、日本人の聾の舞踏家。共通のコミュニケーションや情報をもたない状況の中で、互いの存在を探り合い、見出していく姿と出会います。時間と空間を共有する中で生まれていく関係性から、異なる人たちが「出会う」ことそのもの、そして互いに共有しあうことの可能性を探ります。

13:15-15:15

たき火 監督:深川勝三
日本のろう映画を開拓した先駆的フィルム。ろう者によって演出され、柔らかな手話とともに行われた演技を映し出す本映画は、1972年から7年の年月をかけて撮影された貴重な作品です。北海道から上京した聴覚障害をもつ青年が靴磨きのろう者に出会うことを通して描かれる恋愛と成長の物語。昭和時代のろう者の有り様の一端に触れていきます。

15:30-16:30

LISTEN リッスン 監督:牧原依里、雫境(DAKEI)
「ろう者」にとっての音楽とはどのように表現されるのでしょうか。全編無音で展開される中、身体全体で表現していくことを通して視覚的に「音楽」のある空間について、思考を深めていきます。一人ひとりにとって音とは何なのか。音楽を見るということの可能性を模索していきます。

17:00-17:40

こんばんはⅡ 監督:森康行
自主夜間中学校での学びを描いたドキュメンタリー。基礎的な学びをしていないことで不自由を感じたり、いじめや不登校にとって生きづらさを抱えていたりする人たち。様々な背景をもちながら集い、学んでいく姿勢を通して、生き抜いていくために必要なことを考察していきます。

8月17日(土)

10:00-11:00

TOTA 監督:八幡亜樹

13:00-14:35

もうろうをいきる 監督:西原孝至
日本中の様々な地域で暮らす盲ろうの人たちの日常を追ったドキュメンタリー。新潟県でひとり暮らしを送る女性、宮城県で震災の被害に遭いながらも地域で生きることを選択した男性、大学教員として東京大学先端科学技術研究センターに勤める盲ろう者の福島智教授などの姿とともに、介助者や支援者との生活やコミュニケーションの様々な形と出会います。

15:00-16:50

つむぐもの 監督:犬童一利
妻を亡くして以来、頑なな姿勢であまり他者と関わりあわなくなった和紙職人の剛生。ある日突然、脳腫瘍で倒れ、介護を要することになったことで、韓国からの女性ヨナと出会うことになります。初めての介護に携わることになったヨナは、剛生とぶつかり合いながらも、いつしか心を通わせていきます。職人としての志、自然体で表現しあう姿などを通して、世代や興味も異なる様々な人たちが、人と人の関係性で互いに気付きあい、日常の時間を共有していく可能性に触れていきます。

8月18日(日)

10:00-11:30

あえかなる部屋ー内藤礼と、光たち 監督:中村佑子

12:00-13:00

LISTEN リッスン 監督:牧原依里、雫境

13:15-15:05

つむぐもの 監督:犬童一利

15:30-17:05

もうろうをいきる 監督:西原孝至

8月20日(火)

10:00-12:00

たき火 監督:深川勝三

12:15-12:50

こんばんはⅡ 監督:森康行

13:45-15:20

もうろうをいきる 監督:西原孝至

15:30–17:00

上映会「ろう学生がつくる映画と表現」 企画:牧原依里と東京ろう映画祭実行委員会
会期中の4日間を通して映画制作に挑戦したろう学生による映像の上映会。基礎的な講習から始め、コンセプト作り、素材の撮影、そして編集という一連のプロセスを体験するワークショップによってつくられた映画を通して、ろう学生の眼による世界と出会います。
※講師を交えたトークも行います(約1時間)

各エリアの催し

8月16日(金)

13:00-14:00

『「お」ダンス』 場所:出張TURN LAND
2018年より板橋区立小茂根福祉園の利用者や職員、そしてアーティストの大西健太郎らとの協働で『「お」ダンス』プロジェクトを開始しました。身体の表情や行為を通してかけ合う二人の踊り手と、その周りから「お」のかけ声をかける「合いの手」が折り重なることで生み出されるダンスです。今回『「お」ダンスー影の漂流地点にて』は、『「お」ダンス』が生まれる場を1日を通してひらく展示形式のパフォーマンスです。これまでのプロジェクトの参加者とパフォーマーや、今回初めて参加する人たちが場とかけ合い、その姿が「踊りの予感―影」となって空間を漂い、来場者の身体に映し出されます。
※パフォーマンス公演の前後は、ワークショップや制作を公開で行います。

14:00-15:00

「超・幻想妄想かるた」かるた大会 場所:出張TURN LAND

15:00-16:00

屋根の上でだんだんの未来を語る 場所:出張TURN LAND

8月17日(土)

10:30-12:00

糸紡ぎワークショップ 場所:出張TURN LAND

13:00-14:00

『「お」ダンス』 場所:出張TURN LAND

14:30-16:00

糸紡ぎワークショップ 場所:出張TURN LAND

*午後に「屋根の上でだんだんの未来を語る」開催予定! 場所:出張TURN LAND

8月18日(日)

10:30-12:00

糸紡ぎワークショップ 場所:出張TURN LAND

13:00-14:00

『「お」ダンス』 場所:出張TURN LAND

14:30-16:00

糸紡ぎワークショップ 場所:出張TURN LAND

8月20日(火)

13:00-14:00

『「お」ダンス』 場所:出張TURN LAND

14:00-15:00

「超・幻想妄想かるた」かるた大会 場所:出張TURN LAND

*午後に「屋根の上でだんだんの未来を語る」開催予定! 場所:出張TURN LAND


※その他多数のアーティストの参加と複数のプログラムの開催を予定しています。随時決定次第お知らせします。
※出演者やプログラム等は、予告なく変更になる場合がございます。

アクセス

JR

上野駅「公園口」より徒歩7分

東京メトロ

銀座線・日比谷線 上野駅「7番出口」より徒歩10分

京成線

京成上野駅より徒歩10分

※駐車場はございませんので、車でのご来館の際はご注意ください。
© Arts Council Tokyo